スペイン語のおすすめの映画(南米編)
現在スペイン語学習中なので、スペイン語の音に慣れるために映画やドラマを見るようにしています。
しかし、日本語字幕があるスペイン語ドラマ、映画は少ないのが現状です。
今回はおすすめの南米を舞台にした映画をご紹介します。
(すべてGEOの宅配レンタルを利用しました。)
政情不安、貧困、犯罪等、シビアな内容で考えさせられるものばかりです。
平和ボケした日本人はもっと海外の問題に目を向ける必要があるのかもしれません。
そして、ひと粒のひかり(2004年)
2004年度のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、話題をさらったカタリーナ・サンディノ・モレノ主演によるサスペンスドラマ。麻薬の運び屋となった17歳の少女 マリアの目を通してコロンビアの現状を浮き彫りにします。
イノセント・ボイス 12歳の戦場(2005年)
内戦中のエルサルバドルの内情を、幼い少年の視点を通して描く戦争ドラマ。
かつての内戦中のエルサルバドルでは12歳になれば、政府軍に徴兵される、夕食中の民家に機関銃が撃ち込まれる、それが当り前の生活であった…
ベネズエラ ・サバイバル(2005年)
ベネズエラで社会問題となっている犯罪を忠実に描いたクライムアクション。貧困、ドラッグ、レイプ・誘拐などのバイオレンスを、リアリティあふれる映像で綴った衝撃作。
無法地帯と化したベネズエラの現実とは…
闇の列車 光の旅(2009年)
移民たちの過酷な現実を描き、多くの映画祭で絶賛された社会派ドラマ。南米のホンジュラスで暮らす少女・サイラとその家族は、よりよい生活を求めてアメリカを目指す。そんな中彼女は、移民でひしめき合う列車の屋根でひとりの少年と出会う。
少女はこの優しい少年に助けられるのだが、実は少年はギャング組織に追われているのだった。違う環境に生まれ育っていたら、全然違う人生だっただろうと考えると切ない…
ザ ・ウォーター・ウォー(2010年)
南米ボリビアで起きた水道事業をめぐる紛争「水戦争」を題材にしたドラマ。新大陸を発見したコロンブスの映画を撮影するためにボリビアへ赴いた映画撮影クルー。しかし現地では欧米企業が水道事業を独占し、住人たちが苦しんでいる最中であった。
No(ノー)(2012年)
ガエル・ガルシア・ベルナル主演による社会派エンタテインメント。
若き広告マンが、恐怖政治に挑む命がけのキャンペーン。実話をもとにした真実の物語。
1988年、南米チリ。長きにわたる軍事独裁に国際批判が強まる中、政権の信任を問う“国民投票”が行われる事になる。投票日までの27日間、反対派「NO」陣営に許されたのは、深夜15分枠の“TVコマーシャル”だけだった―。若き広告マンは、巨大な権力と圧力に身の危険を感じながらも、ユーモア溢れる斬新かつ大胆なCMで恐怖政治と対峙し、熾烈なメディア合戦を繰り広げていく。
ケシ畑の小さな秘密(2012年)
理不尽な運命に翻弄される少年と少女の姿を描いたドラマ。内戦状態が続くコロンビアで、シモンの父は非合法栽培のケシ畑で働いていた。ある日、父の後をつけてケシ畑に迷い込んだシモンは、一帯を取り仕切る麻薬カルテルのボスに見付かってしまう。
内戦、虐殺、麻薬、環境汚染、貧困─。コロンビアの切実な社会の中で生まれた少年と少女と犬の切なくも美しい物語。
↓は南米に関する映画ではありませんが、よかったので、一緒にご紹介します。
あなたのママになるために(2016年)
ペネロペ・クルス製作・主演による感動のドラマ。スペイン・マドリード。胸に違和感を感じ病院へ行ったマグダは、乳がんと診断され右胸を切除することに。失意の中、彼女は妻と娘を亡くしたアルトゥーロと出会い、ふたりは互いに惹かれ合っていく。