予約していたLCCが経営破綻。支払済みの代金はどうなる?
成長著しいLCC市場。
増えすぎた航空会社間の競争が激化し、航空会社の経営破綻が相次いでいます。
2018年ヨーロッパでは8社が倒産したそうですし、その前には日本にも乗り入れていたAir Berlin、最近では韓国の大手アシアナ航空が倒産しています。
2019年3月に、航空券を購入していたLCCが経営破綻するという不幸に見舞われたので、今回はその経験について書きたいと思います。
被害の概要
搭乗予定日: 9月
航空券の購入時期: 3月中旬
購入方法: クレジットカード(クレディセゾン)
チケット代金: 47,390円
WOW airが倒産したのは2019年3月28日でした。
4月上旬にたまたまこの倒産を知って、WOW airのホームページを確認したところ、フライトはすべてキャンセル、代金に関しては航空券を購入したクレジットカード会社に連絡するように書いてありました。
電話をしてクレジットカード会社に事情を説明、後日手続きの用紙が送られてきました。
指示通りにWOW air ホームページの経営破綻のお知らせのページをプリントアウトし、専用用紙に今回の経緯を記入して返送。5月に支払う予定になっていた代金は一旦保留となりました。
支払いがどうなるかは調査後の回答となり、調査に1ヶ月程度要するとの説明でした。
結果
3ヶ月ほど経過し、先日こちらの回答が届きました。
幸い、支払いは免除となりました。
セゾンカード に感謝、10年ほど愛用してきてよかったです。
今回のWOW air 経営破綻は通知メールなどはなく、突然の出来事でした。
当日WOW air 搭乗予定だった乗客は空港で立ち往生となったそうです。
たまたま早めに倒産に気がついたのでよかったものの、普段は半年ほど前に航空券を購入し、旅行の2〜3ヶ月前までは放置しているので、直前に気づいてたらと思うとゾッとします。
個人で航空券を手配する場合…
①航空券はクレジットカードで購入する。
すべてのクレジットカード会社で補償されるのかはわかりませんが、今回クレディセゾンのカードでは補償されたので、こちらのカードはおススメです。
https://web.saisoncard.co.jp/dm/hi/mileageplus/147xhi_dm.html?cats_sid=19.1.365.b6BYca6W62061377
海外旅行保険も自動付帯されます。
②購入前に航空会社の経営状態を必ずチェックする。
アシアナ航空のように経営破綻してもフライトが通常通りのこともあるので注意が必要です。
エア・ベルリンは経営破綻後、しばらく営業を継続していましたが、最終的にはフライトは全便キャンセルとなっています。
③旅行まで期間が開く場合はフライトがキャンセルとなっていないか、たまに確認するようにする。
以上3点には忘れないようにしたいです。